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【レビュー・ネタバレ】忍ぶ恋ほど 好きすぎる旦那さまに溺愛されてます?その22

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【レビュー・ネタバレ】忍ぶ恋ほど 好きすぎる旦那さまに溺愛されてます?その22です。

さて、この作品はどんな感じでしょうか?

まずは、簡単なあらすじからスタート!

 

●目次●

 

あらすじ

 

 

あやめは三良と話していたが、三良が口から血を吐いて倒れてしまう。

正真にも状況を伝え、その日は三良がいる城に泊まることになった。

しかしあやめは正真と一緒に寝ていたはずなのに、彼の姿が見当たらない……。

姿を消していた正真は三良がいる部屋にいた。

 

 

感想

今回は三良の最期だけではなく、お館様や正真の気持ちが描かれていました。

お館様はあまり登場しない人なので、「すぐに人を切り捨てる冷酷な人だと思っていたけど、人の死と向き合おうとする優しい人」というのが分かり、三良の暗殺のことを伝えていたお館様のイメージがガラッと変わりましたよ。

しかし正真の方は、人には見せないであろう彼の孤独が描かれていて辛かったです……。

でもあやめがいるから、彼は大丈夫だと思いますね。

あやめの彼を想う気持ちが強く、歩み寄って、寄り添おうとしているから。

 

ストーリーは、三良が倒れた所から始まりました。

そこからはストーリーがどんどん展開していって、正真と休んでいる三良だけのシーンがあります。

本当の親子のように過ごしてきた2人がする最後の会話。

今まで見せてこなかった表情を見せた正真。

そして正真の最後のセリフ……。

ぜひ、ここは読んで欲しいです。

 

そして三良が亡くなり、城は忙しくなります。

あやめはあることに気付いて、正真と話すシーンがあるのですが、ここからすごくシリアスに!

今までの正真ならしなかったであろうことをして、あやめに答えを求めて話を進めるわけです。

しかし普通の言葉だと彼に伝わらないと思ったあやめは、あることを伝えるわけですよ!!

それは、「ずっと恋をして、あなたに好きな女性がいても妻としてそばにいますよ!!!」みたいなことですね。

これはもう、すごい告白ですよねっ!

こんなことなかなか言えませんよ!!!!

正真はこのことを聞いて、「何を言っているんだ……?」みたいな感じで、しかもそのあとにセリフが続くのですが、最後まで言えずにあやめと別行動をしなくてはいけなくなりました。

ここのシーンを読んだ時、「いいところだったのにー!!!」って思いましたね。

現代と違い、お互いに遠くにいても気持ちをすぐに伝えられる方法はないので、基本的には一緒にいる時に伝えないとダメじゃないですか。

だから正真があやめに自分の気持ちを伝えようとして最後までできなかったシーンを読んで、「これ絶対、正真があやめに重要なことを伝えようとしているやつじゃーん!!!!」ってすぐに分かりましたよ。

これはもう、読んでいる私の胸がドキドキですっ!

 

先に里へ戻ることになったあやめは、1人で歩き始めました。

でも、山崩れに巻き込まれてしまったみたいです……。

ちなみに山崩れに巻き込まれるフラグは描かれていたので、突然ではありません。

でもまさか、ここで自然災害に巻き込まれるとは思っていなかったので驚きました。

いろんなことが起こっても、あやめは乗り越えてきましたけど、災害に巻き込まれてしまったというのはかなりヤバい状況ですよね。

あやめがなんとか回避してケガも大したことはない、もしくは近くに人がいて助けてくれればいいですけど、今回の話だけではどうなってしまうのか分からないです。

あやめが無事がどうか気になるし、正真が最後まで伝えようとしたこと言葉も気になるし、早く次が読みたいです!

 

ちなみにムフフなシーンはまったくありません。

キスもありません!

22話の表紙のあやめがセクシーなので期待する人もいるかもしれませんけど、今回の話でムフフなシーンを期待しないようにして下さいね!!

 

 

レビュー

三良の最期とお館様の言葉の本当の意味、正真とあやめの会話、最初から最後まで見所があるエピソード。

三良が倒れた時は暗殺されたのかと思いましたが、病気で倒れました。

しかも病気の症状は重く、もう長くはありません。

病気のことを知っていたお館様は三良が安らかにいけるよう、正真に命令を出したというのが真相でした。

正真が最後、三良に声を掛けたセリフは私も涙が出てきそうになってしまいました。

 

さらに正真とあやめの会話があるのですが、今までとは本当に違う内容でした。

とてもシリアスで私も緊張しましたし、最後にあやめが正真にあることを伝えるのですが、それはストーリーの最初から彼女がずっと悩んできたことに対する答え。

しっかりと読んでいる人なら分かりますが、「正真には他に好きな人がいる」というもので、あやめの答えはとても素敵で彼に対する一途な気持ちが伝わってきました。

ここからシリアスな雰囲気がガラッと変わり、良い感じになるのですが、三良が亡くなってしまい、城は大変なので正真も動かないといけないため、あやめは先に里に戻ることになったのです。

このような状況で2人の関係がグッと近づくとは思わなかったので驚いてしまいましたが、正真の孤独やあやめの覚悟など、ここまで読んでいるからこそ深みが増すと感じました。

 

1人で里に戻るために山に向かったあやめでしたが、山崩れに巻き込まれてしまったみたいです。

この時代だと助けを呼ぶにも道具がないですし、あやめも忍びとはいえケガをしたら動けないでしょうし、絶望感がすごいです。

良い雰囲気になってからの山崩れなので、あやめが無事でいてくれるといいのですが……。

ムフフなシーンは今回なかったので、展開的に考えるとおそらく次回もなさそうですね。

 

 

星の数

星は最大で5つです。

 

ストーリー:★★★★

 

ムフフ度:★

 

 

 

◆下の電子書籍から読めます!

 

 

 

 

▼その23のレビューを読みたい人はこちら▼

【レビュー・ネタバレ】忍ぶ恋ほど 好きすぎる旦那さまに溺愛されてます?その23 - オタクの女性が書く!TLコミック日記のお部屋

 

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【レビュー・ネタバレ】忍ぶ恋ほど 好きすぎる旦那さまに溺愛されてます?その21 - オタクの女性が書く!TLコミック日記のお部屋

 

 

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