【レビュー・ネタバレ】教えてください、藤縞さん！その29
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【レビュー・ネタバレ】教えてください、藤縞さん！その29です。
さて、この作品はどんな感じでしょうか？
まずは、簡単なあらすじからスタート！
●目次●
あらすじ
やっとスマホに替えたリオは、興味があったのと営業活動をするためにSNSを始めた。
担当の前田から売り上げに繋がるだけではなく、新しい仕事の依頼をもらえる窓口としての役割もあることを聞き、SNSのメリットを理解する。
さらにリオは久しぶりに街に出てきたので、自分が好きな書店に行く。
しかし、知らない男が後ろから近づいてきて……？！
※もとのあらすじがカタカナなので、リオのまま使っています。本当の名前はひらがなです。
感想
ここでまさかの新しい登場人物が出てきて、「今後の展開はどうなるの？！」って思いました。
あと書店で変なことをする人って、実際にいるのかな？
リスクが高すぎて、難しいと思いましたよ。
ストーリーは、リオがSNSを始めて、その内容が日記にしか見えない所から始まります。
でもだいたいは日記だと思うし、「こんなもんかな？」って考えますけどね。
ただリオの場合、営業活動をするためにSNSを始めたというのがあるので、ずっと日記みたいなのは少し困るかもしれないです。
ちなみに、告知をメインにするように担当の前田からアドバイスされていましたよ。
そして今回の大きなポイントは、リオが書店に行ったこと！
書店に行ったことで嫌な思いをしたわけですが、その時に知らない男性に助けてもらったわけです！！
嫌な思いというのは、書店で変な男がリオの後ろにぴったりとくっついて、いろいろと触ろうとしたこと。嫌ですよね……。
助けてもらった後、リオは藤縞の声が聞きたくなって、仕事中の彼に電話をしてしまいます。
本当なら仕事中だからダメかもしれないけど、怖い思いをして涙が出るぐらい本当に嫌だったのだから、リオが電話をしたくなる気持ちはよく分かる！
その後、少しだけ2人は直接会って会話をするシーンがあるのですが、すごく良かった！！
だって、リオのために仕事中なのに駆けつけてくれた藤縞、リオの手をギュッと握ってくれる藤縞、リオの話を聞いて優しく肩を引き寄せてくれる藤縞、藤縞が彼女を想う気持ちが伝わってきて素敵だなと思いましたよ。
それと藤縞とシェリーの会話があるんですけど、シェリーの指摘が的確だし、藤縞の本音が分かります！
指摘と本音というのは、藤縞はリオにずっと自分のそばにいて欲しいって気持ちがあって、「リオに何かあったら、全て俺が護ればいいんだ」みたいな感じ。
今の所、藤縞が心の中で思っているだけなので、もし行動に出てしまうとなれば結構すごいかもしれない……。
でもさすがにこの作品でダークな要素をがっつりと描くことはないと思うので、あっても軽く描いて終わりだと思いますよ。
さらにリオはSNSをキッカケに新しい仕事の依頼をもらい、挑戦することに！
しかも小説ではなく、ドラマCDだそうですよ。
リオにとってドラマCDは初めてなので大変かもしれないけど、経験になるし、実績を作ればまた新しい仕事の依頼が来るだろうから、彼女にとってはすごく大切なことをしている時ですよね。
今、頑張っているのは結婚をするためではありますけど、人として大きく成長できるからそれだけではないですよね。
ドラマCDを書くため、嫌なことがあった書店に行くことにしたリオ。
嫌なことがあった書店は品揃えが良いので、ここしかないそうです。
あの時のことは不運だったと考えて書店に入ると助けてくれた男性と会って、リオはしっかりとお礼を伝えて、お互いに小説家・役者ということを話しました。
そして役者の男性は、大きな舞台のオーディションがあるそうなので稽古に付き合って欲しいとお願いをして、次回に続いてしまいました！
でも役者の男性の名前はまだ分かっていないので、おそらく次回ですね！！
結婚の話だけでストーリーが進むかと思ったら、まさかここで新しい登場人物が現れるとは思いませんでした。
ムフフなシーンがなくても、新しい登場人物だけでワクワクしてしまいましたよ！！
どんな展開になっていくのか、すごく興味がありますっ！！！
レビュー
リオがSNSを始めて仕事の依頼の話がきたこと、新しい登場人物が描かれたことなど、ワクワクとドキドキがたくさんあったエピソード。
さらに変な男性がリオに近づいてきて、トラブルに巻き込まれそうな所で新しい登場人物が助けて、そのあとは藤縞と会って2人の絆が描かれているなど、ムフフなシーンはほとんどないのにストーリーだけでも楽しく読めました。
新しい登場人物は小さな劇団で役者をしていて、見た目は眼鏡をつけて髪が少しうねっている男性。まだ名前は分かりませんが、次のエピソードで分かるのではないでしょうか？
実際に読めば、見た目や雰囲気は藤縞とは本当に違いますし、以前に登場していた吉埜（よしの）ともまったく異なります。
さらに今回のエピソードでは、『女性を助ける優しい男性』というイメージしかないので、彼がどのような人物なのかとても気になります。
また藤縞がシェリーと会話をするシーンがあるのですが、藤縞の欠点が分かる所が描かれています。
簡単に説明すると、藤縞の大切な人を守ろうとする気持ちが一方的になりやすいこと。
しかし藤縞本人も理解しているようなので、大きな問題になることはなさそうとは思いますが、リオが頑張りすぎて何か起こる可能性はあります。
ここ最近のエピソードではリオが仕事を増やして頑張っているシーンが多いので、私も読んでいて気にはなっていました。
しっかりとフラグを立ててから、リオと藤縞の関係が大きく動くようなことを描こうとしているのかもしれません。
新しい登場人物がリオを助けたことで、2人のつながりはできました。
しかしそこで終わるのではなく、彼はリオに芝居の練習に付き合って欲しいとお願いをしてきました。
彼とリオの関係がどのように描かれるのか、ストーリーもどんな展開になっていくのか、とても気になります。
次回もどうなるのか、楽しみです！
星の数
星は最大で5つです。
ストーリー：★★★★
ムフフ度：★
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【レビュー・ネタバレ】教えてください、藤縞さん！その28 - オタクの女性が書く！TLコミック日記のお部屋
